ドジャース タッカーが2ラン後に笑った理由「ワクワクしていた」低迷シーズンで汚名返上の一撃「最高のスタートが切れた」
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース5-3ブレーブス」(3日、ロサンゼルス)
ドジャースのカイル・タッカー外野手が六回に貴重な追加点となる2ランを放った。試合後には笑みを浮かべた理由について「すごくワクワクしていた」と明かした。
六回、1死からテオスカー・ヘルナンデスが中前打で出塁。ここでタッカーがカウント1ボールからの2球目、真ん中のフォーシームを完璧に捉えた。打球は美しい放物線を描いて右翼席に着弾。レギュラーシーズンで苦しんだ男が、ドジャースで迎えたポストシーズンで価値ある一発だ。
ダイヤモンドを一周する際には思わず白い歯をこぼした。チームの中でも寡黙な男が見せた表情にベンチのナインもお祭り騒ぎ状態に。スタンドも大歓声に包まれ、殊勲のタッカーをたたえた。
「スクバルが素晴らしい投球でチームを引っ張ってくれたので、バッターとしても追加点を取って楽にさせたかった」と語ったタッカー。この日は気温39度の灼熱デーゲームだったが「暑さのことはきにせずプレーに集中するだけだった。相手も同じ条件だったから」と言う。
昨季終了後にFAになり、ドジャースと4年2億4000万ドル(約380億円)、1年平均6000万ドル(約95億円)の超大型契約で合意。だが開幕直後から期待を裏切り続けた。プレッシャーからか打撃の状態が上がらず不良債権との声も挙がった。
だが9月に入って徐々に状態を上げ、初戦でマルチ安打発進。「一番大切なのはチームが勝つこと。チームプレーに徹して勝利に貢献することがすべて。最高のスタートが切れたので、明日の試合に向けて準備したい」と語った。
