大谷翔平が復帰即安打 16日ぶり初回打席で右前打 ロバーツ監督「内容が良かった」連続出場明言
「ドジャース1-5パドレス」(23日、ロサンゼルス)
右上腕二頭筋の炎症のため負傷者リスト(IL)に入っていたドジャースの大谷翔平投手(32)が23日(日本時間24日)、ロサンゼルスでのパドレス戦に「2番・指名打者」で戦列復帰し、4打数1安打1四球だった。七回には中堅フェンス際まで117メートルの大飛球を放つなど、復活の兆しを見せた。山本由伸投手(28)が6回4失点(自責2)で9敗目。チームの連勝は5で止まった。
本拠地のファンから大きな歓声と温かな拍手で迎えられた。16日ぶりに立った初回の打席。21年サイ・ヤング賞左腕レイが投じた低めスライダーを捉えると、鋭い打球が一、二塁間を割った。
1日のカージナルス戦以来、出場3試合ぶりの安打。一塁上でウッドワード一塁コーチとヘルメットをぶつけ合う“ヘッドバンプ”と三塁側の味方ベンチに向かって両手を挙げて腰をひねる“ヒップロック”のパフォーマンスで球場を盛り上げた。
三回にはフルカウントから四球を選んで出塁。七回の打席は中飛に倒れたが、飛距離117メートルのフェンス際への大飛球だった。アウトの瞬間、どよめきがため息に変わった。
試合後の記者会見。ロバーツ監督の声が弾む。「いい感じだったね。打席の内容が良かった。ボール球を追いかけなかったし、1打席目の打球は強かった。本塁打性の当たりもあった。しばらく試合から離れていたが、落ち着いていたね」。無事に試合を終えたことに安堵(あんど)した。
復調の兆しはバットスピードにも見えた。9回のスイングで2回、時速130キロ超を記録した。今季のメジャー全体の平均は115キロ。大谷にとって、8月31日以降、一度も到達できなかった“大台”は、15日間の離脱で得た収穫でもあった。
プレーオフまで残り4試合。指揮官は「明日も出るよ」と、大谷の連続出場を明言した。相手先発は右投手のため、打順は指定席の1番が濃厚だ。ファンが待つ外野スタンドへ15戦70打席ぶりの豪快アーチを架けてみせる。
