山本由伸 究極のスミ1負け 初回先頭初球被弾で0-1 6回途中4安打で粘るも8敗目
「ブレーブス1-0ドジャース」(27日、アトランタ)
ドジャースの山本由伸投手(28)はアトランタでのブレーブス戦に先発して6回1/3を投げ、1本塁打を含む4安打1失点と好投したが、8敗目(12勝)を喫した。大谷翔平投手(32)は「1番・指名打者」で出場し、4打数無安打に終わった。
2024年にサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いた左腕セールとの投げ合い。山本は普段以上に集中力を高めて挑んだが、一回に初球を先頭打者本塁打にされた。結局、そのまま“スミ1”で敗戦。「甘くいったところで本塁打を打たれ、悔しいポイントになった」と肩を落とした。
昨季のナ・リーグ新人王だった左打者のボールドウィンに、スプリットを右翼ポール際に運ばれた。だが、その後は切り替えて力投した。多彩な変化球を駆使しながら、コーナーを突いて8奪三振。ピンチらしいピンチはなく、強打のブレーブス打線を相手に丁寧にアウトを積み重ねた。「やっぱりすごくいい打線だった。気を引き締めて一人ずつ投げていった」と息をついた。
好投手同士の対戦は、自身7年ぶりに完封勝利を飾ったセールに軍配が上がった。ロバーツ監督は「両者とも互角の戦いで、ヨシ(山本)は試合を通じて好投してくれた。相手が悪かっただけだ」とかばった。
この日、佐々木が右手中指のまめの影響でIL入り。チーム全体で14人目、投手陣では11人目の離脱者となった。投手陣に故障者が続出する今季、先発陣で唯一、開幕からローテ-ションを守り続けているのが山本だ。クオリティスタート(QS。6回以上、3自責以下)を23登板のうち18度達成し、QS率78・3%はMLB全体1位。質の高い投球で苦しむ投手陣を支え続けている。
