佐々木朗希が6回2失点で6勝目の権利も消滅 連続押し出しも立ち直る→マンシー逆転3ランに大興奮 9回にディアスが痛恨のセーブ失敗
「ドジャース4-5ブルワーズ」(13日、ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手が6回2失点と好投し6勝目の権利を手にマウンドを降りた。四回に突如制球を乱して2者連続押し出し四球で先制を許し、スタンドからはブーイングもわき起こったが、しっかりと立ち直った。だが2点リードの九回にクローザーのディアスが炎上。まさかの逆転負けを喫した。
0-0の四回だった。先頭のサンチェスに中前打を許した。1死後にはボーンに四球を与え、初めて得点圏に走者を背負った。イエリッチにはカウントを取りに行ったフォーシームを捉えられて1死満塁。大ピンチとなったが、コントレラスをスプリットで空振り三振に仕留めた。オルティーズにはストレートの押し出し四球を与え、ハミルトンにもカウント2ボールとなるとスタンドがざわついた。ここでロートベットが間を取りに行ったが、制球を修正できず2者連続の押し出し四球だ。
佐々木の顔には大粒の汗がにじみ、スタンドからはブーイングもわき起こった。それでもチョウリオを3球三振に仕留め、何とか2失点で踏ん張った。1試合5四球はメジャーワーストタイとなった。
初回は100マイルを計測するなど簡単に2死を奪った佐々木。サンチェスにはフルカウントから投じた100マイルがストライクと判定されたが、ABSチャレンジでボールに覆り四球で出塁を許した。それでも後続をしっかり打ち取り、無失点で立ち上がった。
二回は先頭のボーンに安打を許すも、落ち着いて後続を打ち取った。三回は1死からチョウリオを四球で歩かせたが、ロートベットが好送球で二盗を阻止し、無失点で切り抜けていた。
五回は先頭のミッチェルを三邪飛に打ち取り、サンチェスが放った三塁線への打球をキケ・ヘルナンデスがダイビングキャッチ。座ったまま一塁へ送球しアウトにしてみせた。バウアーズも三ゴロに打ち取りしっかりと立ち直った。
そしてクオリティースタートがかかった六回、先頭のボーンを右前打で出塁させた。だがイエリッチは遊ゴロ併殺打。ブルペンでドライヤーが準備を始めた中、コントレラスを中飛に打ち取りしっかりとゲームを作った。
直後に打線は1死一、二塁の好機を作るも得点できず。代打・マンシーが右翼ポール際へ特大飛球を放ち、ファウルと判定されるとおもわずベンチで歯ぎしりして悔しさをにじませた。それでも右中間に逆転3ランを叩き込むとベンチで大喜び。言葉をかわしてハイタッチをかわした。
佐々木は後半戦に入って投球が安定。4試合に先発して2勝0敗、防御率も前半戦終了時で5・33だったが、4・54まで改善してきた。ブルワーズ戦は5月23日に敵地でのゲームで5回3失点(自責点2)で勝利投手になっていた。
6勝目まであとアウト3つと迫った九回、クローザーのディアスが1死から4連打を浴びて同点に追いつかれた。なおも2死一、二塁から後を受けたベシアが勝ち越しの右前適時打を浴びた。まさかの逆転劇で佐々木の勝利投手の権利は消滅。本拠地はシーンと静まりかえった。
その裏、反撃することができずブルワーズに痛恨の逆転負け。リーグ頂上決戦の初戦であまりにも痛い一敗を喫した。
