佐々木朗希が自ら初のABSチャレンジ発動→ギリギリストライクで見逃し三振 ド軍先発陣では異例 初回から最速101・5マイル→5回無失点の快投

 「ドジャース-マリナーズ」(30日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手が先発マウンドに上がり、初回にABSチャレンジを発動して鮮やかに見逃し三振に仕留める場面があった。100マイル超を連発してピンチを切り抜けた。

 初回に1死からアロザレーナに101・5マイル(163・3キロ)を計測した佐々木。四球で歩かせてしまったが、続くカンゾーンをABSチャレンジで見逃し三振に仕留めた。

 この場面、佐々木が先に頭をポンポンと触り、それを見てラッシングが球審に向かって頭をさわった。ボールは約3分の1がギリギリでストライクゾーンをかすめており、本拠地のスタンドは大きくどよめいた。自らの意思でチャレンジを発動したのは初めてだった。

 ここまでドジャースの先発投手でABSチャレンジを自らの意思で発動したのは大谷が1度のみ。山本、シーハン、ロブレスキー、ラウアーはいずれもゼロで異例のチャレンジだった。

 続くロドリゲスの打席で牽制悪送球となり得点圏に走者を背負ったが、初球から臆することなく100マイルを投じた。カウント1-2と追い込むと、最後はスプリットが浮いてしまったが、左飛に打ち取った。

 ベッツの2点二塁打で先制した直後の二回はネイラー、ラリーを連続三振。さらにレイリーは低めのスプリットで二ゴロに打ち取り三者凡退。リズムを引き寄せた。三回は先頭のウィルソンをスプリットで見逃し三振に斬ると、エマーソンは100マイルフォーシームで空振り三振。打順がトップにかえり、ヤングにはフルカウントから粘られ中前打で初安打を許した。だがアロザレーナを中飛に打ち取り、序盤3イニングを無失点5奪三振の快投だ。

 四回は先頭のカンゾーンを低めのスプリットで空振り三振。ロドリゲスはスプリットで詰まらせての中飛に打ち取った。ネイラーは1球で打ち取り、8球でこの試合2度目の三者凡退となった。

 直後にラッシングの3ランで一気に5点リードに。五回はテンポを上げた。簡単に2死を奪い、ウィルソンは詰まらせながらも右前にポトリと落ちる安打を許した。それでもエマーソンを投ゴロに打ち取り、自らベースを踏んで5勝目の権利を手にした。

 佐々木は後半戦に入り、好調をキープ。17日のヤンキース戦ではメジャー移籍後自己最速を更新するなど100マイル超を21球マークし6回途中無失点。24日のメッツ戦では7回1失点の快投で2カ月ぶりの4勝目を挙げていた。

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