ホワイトソックス・村上「少しでも力に」故郷への思いを胸に5試合連続安打
「ホワイトソックス2-3ヤンキース」(28日、シカゴ)
災害に見舞われた故郷への思いを胸にグラウンドに立った。熊本県での地震発生から最初の試合。ホワイトソックスの村上は四回に二塁打を放ち、5試合連続安打をマークした。「応援で力をもらっているし、こういった時こそ少しでも力になれるように頑張りたい」と神妙な面持ちで語った。
先頭で打席に入った四回。メジャーを代表する右の本格派、コールの外寄りの97マイル(約156キロ)を芯で捉え、強烈なライナーを右翼線に飛ばした。わずかでも地元のためになればと、全力を尽くしていく姿勢をまず一つ体現した。
熊本市出身で、九州学院高2年の時に震度7の揺れに2度襲われた2016年の地震で被災している。それだけに「本当に怖い経験だった。また同じようなことがあり、すごく心配」と案じる。
前回の熊本地震から5年たった21年には、ヤクルトを優勝に導き「これからも誰かに勇気が伝わるようなプレーを続けていく」と決意を語っていた。海を渡ってもその姿勢は変わらない。10年を経て再び試練が訪れたふるさとへ、遠く米国から思いを寄せながら打席に臨む。
