山本由伸 レギュラーシーズン初の完投 Wヘッダー第1戦でブルペン温存 2年連続2桁10勝目
「ヤンキース2-8ドジャース」(19日、ニューヨーク)
ドジャースの山本由伸投手(27)はニューヨークでのヤンキースとのダブルヘッダー第1試合に先発し、今季初の完投で10勝目(6敗)を挙げた。9回を投げ4安打2失点、7三振無四球だった。大谷は2試合ともに「1番・指名打者」で出場した。第1試合は5打数2安打2打点。第2試合は4打数1安打だった。
敵地の熱狂的ファンを黙らせた。山本はストライク先行でヤンキース打線を打たせて取り、102球の省エネ投球で完投勝ち。今季9勝のシュリットラーとの投げ合いを制し、「無駄な力みなく投げていけた。いいコースにいっていたので早く結果球になり、いい投球につながった」とはきはきとした口調で語った。
3-1の七回は先頭打者に二塁打を許したが、冷静に対処した。一人で9回を投げ、ブルペンを温存。「ダブルヘッダーの日に九回まで行けたのは良かった」と風格を漂わせた。
完投勝利はレギュラーシーズン初。ポストシーズンを含めると、昨年10月25日のブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に続いてメジャー2度目だ。さらに、2年連続で2桁勝利に到達。それでも「一つずつ積み重ねていけたらと思う」。エースにとっては通過点に過ぎない。
山本は24年の6月もヤンキース相手に7回2安打無失点と快投している。メジャー公式サイトはロバーツ監督の「彼はこうした大きな試合が好きなのは分かっている」とのコメントを紹介した。
左膝に炎症を抱える大谷は、いつ再び登板できるか分からない。先発陣の一角として周囲からの期待は大きくなる。「一試合一試合に集中していくことが、結果的にいいことをたくさんチームに与えられる」と落ち着いた表情で今後を見据えた。
