佐々木朗希 前半戦QS締め 粘投6回3失点 今季3勝5敗、防御率5・33不満も「球速安定」収穫アリ

試合後、報道陣の質問に答える佐々木(撮影・小林信行)
 ロッキーズ戦に先発したドジャース・佐々木。6回4安打3失点で勝敗は付かなかった(共同)
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 「ドジャース4-3ロッキーズ」(8日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手(24)はロサンゼルスでのロッキーズ戦に先発し、6回4安打5奪三振3失点だった。4勝目はならなかったが、粘りの投球でクオリティースタート(6回以上、3自責点以下)を達成し、チームの勝利につなげた。前日にMLB通算300号を達成した大谷翔平投手(32)は「1番・指名打者」で4打数無安打。4戦ぶりノーヒットで3戦連続本塁打はならなかった。

 同点の四回、無死二、三塁。窮地で佐々木がギアを一段上げた。最速161キロの直球にスプリットとスライダーを織り交ぜ、2者連続三振に斬ると、最後は159キロ直球で右飛。「フォークは丁寧に低めに、直球は高めを意識した」。地元ファンの歓声を浴びながら顔の汗を拭った。

 反省点は3点のリードを守り切れなかったことだ。二回の2被弾は「どちらも失投」。1点リードの三回は先頭への四球が3失点目につながった。5月23日以来の白星は逃したが、クオリティースタートで先発の役割を果たした。

 前半戦の成績は3勝5敗、防御率5・33。「数字で見たら満足いくものは一つもない」と佐々木。「開幕から(先発ローテの)穴を空けずに投げ続けている。直球の球速が途中から安定している。そこはいいのかなと思う」と収穫を口にした。

 ロバーツ監督は、チームに勝機をもたらした粘投を「大きかった。彼の表情や態度に自信があふれていた」と称賛。前半戦の16登板を「不安定だったが、成長の余地はある。開幕時と比べて1・5段階良くなっている」と評価した。

 チームはナ・リーグ西地区で2位パドレスに14ゲーム差の独走状態。後半戦はポストシーズンを勝ち抜く投球が求められる。「球の質とコントロール、どちらも高めていかないといけない」。発展途上の24歳に限界はない。

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