ロバーツ監督 佐々木朗希は「開幕時より1・5段階良くなった」前半戦でローテ守り好不調の波経験 後半戦の飛躍には「自分自身を知ること」
「ドジャース4-3ロッキーズ」(8日、ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後、前半戦で先発ローテを守った佐々木朗希投手について「開幕時より1・5段階良くなった」と語り、「前半戦は不安定、そして成長の余地があると思う」と評した。
オープン戦で制球に不安を残したままシーズンに突入。だが4月終盤から5月にかけてみちがえるようなピッチングを見せた。「5月はファンタスティックだった」と指揮官。6月は一転して調子を落とし、前半戦は7戦連続未勝利でフィニッシュ。この日が実に5登板ぶりのクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)達成だった。
「彼はこれからもよくなっていくし、自分をもっと知るようになっていく。何より大事なのはリーグを学ぶことだが、それ以上に自分自身を知ることだと思う」とロバーツ監督。「シーズン開幕時と比べて今こうして評価するなら、彼は開幕時より1・5段階良くなっている」と評した。
この日は二回に2被弾を許し、三回も先頭打者に与えた四球から暴投でピンチを広げた佐々木。モニアックの犠飛で追いつかれてしまったが、四回無死二、三塁のピンチをしっかりと無失点で切り抜けた。「あの場面で彼が腹をくくって勝負に行った姿を見れたのはよかった。マウンドを降りる時の彼の表情や立ち振る舞いからも自身が見えた」と目を細める。
そして五回、六回と抑えてクオリティースタートを達成。球数的にはまだ余裕があったが「私としてはいい形で終わらせることを優先したかった。きょうの登板を気持ちよく終えさせて次につなげていくことを考えた。そのことは試合後、本人にも伝えた」と後半戦へつなげた形だ。
好不調の波はありながらも先発ローテを守り、16登板で3勝5敗、防御率5・33。81投球回で80奪三振をマークしている。後半戦はスネルらが復帰してくる中、ローテに生き残るためにはさらなる飛躍が求められることになりそうだ。
