佐々木朗希 4勝目ならずも6回3失点で5登板ぶりQS達成 大谷翔平とベンチでハイタッチ 2被弾も復調へ手応えにじむマウンド
「ドジャース-ロッキーズ」(8日、ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手が7回3失点で5登板ぶりとなるクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成。4勝目は逃したが、手応えをつかんだマウンドにベンチで笑みを浮かべた。
初回こそわずか6球で三者凡退に抑えた佐々木。だが3点を先制してもらって迎えた二回、1死からキャロスに高めのフォーシームを完璧に捉えられた。打球は左翼席へ飛び込み、5登板連続の被弾。2死後、今度はジュリエンにも浮いたスプリットを捉えられ、右中間スタンドにたたき込まれた。
ここ5登板で9本目の被弾。佐々木はマウンドで思わず苦笑いを浮かべた。癖バレ対策でグラブの紐を短くし、2日前のブルペン投球からグラブの位置などを修正。だが一度狂ったリズムは簡単に戻らなかった。
三回には先頭を四球で歩かせ、暴投とマッカーシーの遊ゴロ間に三塁まで走者を進めた。モニアックには軽々と中堅へはじき返され、試合を振り出しに戻されてしまった。
それでも四回は連打で無死二、三塁のピンチを招くも、ギアを上げてこの日最速となる101・1マイルを計測。2者連続三振に仕留め、最後もトバーをフォーシームで押し込んでの右飛に打ち取った。
五回は鮮やかな反応でピッチャーライナーをキャッチするなど初回以来の三者凡退。そして六回、先頭のカリッグを空振り三振に仕留め、ラムフィールドのピッチャー返しをはたき落として一塁へ送球。フリーマンのバックアップもあり、投ゴロに打ち取った。キャロスは外角スライダーで見逃し三振に斬って5登板振りのクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成した。
ベンチに戻るとロハスらにたたえられ、笑みをのぞかせる場面も。大谷翔平投手とはハイタッチをかわした。リラックスした表情からは、つかんだ手応えがうかがえる。
佐々木は5月23日のブルワーズ戦で3勝目を挙げて以降、6登板連続で勝利から見放されていた。打ち込まれるゲームが目立ち、防御率も4点台を切ろうかというところから5点台へ悪化していた。それだけに復調の兆しを見せたマウンドになった。
