ドジャース、大暗転の逆転負け 連勝6で止まる 佐々木朗希の4勝目消滅 救援スコットまさか3失点で本拠地が静まりかえる 大谷翔平は3戦連続安打
「ドジャース3-4フィリーズ」(30日、ロサンゼルス)
ドジャースが痛恨の逆転負けで連勝が6でストップ。先発の佐々木朗希投手が今季初の100マイル(約161キロ)超を連発するなど、5回1/3を3安打1失点で自身3連勝&4勝目の権利を手に降板も八回から登板したタナー・スコット投手が大誤算。「1番・DH」でスタメン出場した大谷翔平投手は5打数1安打で3試合連続安打&15試合連続出塁をマークした。
悪夢を見ているかのような八回だった。ここまで12登板連続無失点だったがスコットが先頭のクロフォードを安打で出塁させた。ここから2死を奪ったが、ハーパーにタイムリーを浴びて1点差に迫られると、途中出場のソーサに逆転2ランを被弾。本拠地が静まりかえり、左腕はマウンドでぼうぜんの表情を浮かべた。
佐々木に白星をつけたいゲームだった。初回、シュワバーの8球目に今季最速となる161キロをたたき出した。明らかに直球のキレが増しており、米データサイトでは球速がアベレージよりも2マイル(約3・2キロ)ほどアップ。フォームも躍動感があり、明らかなちがいを見せた。
二回に高めのフォーシームをバックスクリーンへ運ばれてしまったが、動揺する様子はなし。ここから打者13人連続アウトの離れ業を見せた。特に味方が得点した直後のイニングできっちり三者凡退に仕留めるなど、試合の主導権を呼び込むような投球だ。
六回1死から連打を浴びて一、二塁のピンチを招いたところでロバーツ監督は交代を決断。2番手のベシアが満塁のピンチを切り抜けて戻ってくると、満面の笑みで抱き合った。降板する際には本拠地のスタンドで壮大なスタンディングオベーション。誰もが佐々木の成長を認めた証しだった。
大谷は難敵左腕のルザルドに対し、第1打席、第2打席と連続三振に倒れてしまったが、第3打席で初球のスイーパーをきれいに引っ張り込み、右前打で3試合連続安打をマーク。連続試合出塁は15へと伸びた。
第4打席はカーカリングの投じた162キロがはるか手前でワンバウンドし、思わず打席で絶叫した大谷。最後は内角スライダーで空振り三振に倒れ1試合3三振を喫したが、好調を維持している。1点を追う九回は剛腕守護神デュランに二直に抑えられた。
ドジャースは二回にコールが同点の適時打を放ち、四回にはコールの二塁打から敵失も絡んで三塁に進むと、エスピナルの犠飛で勝ち越しに成功した。七回にはベッツが3安打目となる右前打がタイムリーとなり、ダメ押しした。
これで今季最長7連勝は揺るがないかと思われたが、スコットがまさかの炎上。一転して本拠地は重苦しい空気に包まれた。
