大谷翔平4勝目 際立った対応力 35回投球前にマウンドの状況が大きく変化→絶体絶命のピンチ招くも併殺で脱出 セットポジションの指摘にも同様せず

「パドレス0-4ドジャース」(20日、サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手は5回3安打無失点で4勝目。今季最短5回での降板となったが、メジャー9年目を迎えた右腕が対応力の高さを見せた88球だった。

 序盤からマウンドの硬さが合わなかったのか踏み出した足を滑らせるなど再三、足元を気にする場面があった。

 3回まではフルカウントにする場面も多かったがパーフェクト投球。初めて走者を出した四回は1死一、二塁としたが最速160キロを計測し、無失点で切り抜けた。ただ4回までに70球を投じていた。

 5回にマウンドに上がる前にはグラウンドキーパーがマウンドの踏み出す位置の土を激しく掘って、黒い土を入れる場面もあった。NHK BSで解説を務めた今中慎二氏(元中日)は「硬すぎて柔らかくしているんじゃないですかね。大事なのは踏み出した足に踏ん張りが効くかですから」と説明。しかし、試合中にも関わらず、それまでとはマウンドの状況が大きく変わってしまった。

 すると、微妙な変化が生じたのか、大谷は3-0の五回は、無死から連打と四球で1死満塁としてしまう。ここで1番・タティスJrを迎えた。

 投手コーチがマウンドへ。ひと呼吸を置くと、初球に外角低めへスイーパーを投げきる。タティスを遊ゴロ併殺に仕留めると、珍しく激しく吠えた。4回までとはマウンドの状況が変わってもきっちり役割を果たした。

 さらに5回の投球中には審判から指摘されたのか、何度もセットを気にする場面があった。それでも落ち着いた様子で投球。2018年からメジャーに挑戦している大谷が対応力の高さを見せた。

 88球を投げて今季最短となる5回で降板。連続イニング無失点を16回に伸ばし、これで防御率0・73とした。しかし、規定投球回に1イニング足りなかったが、今後も結果を残す未来が見える好投だった。

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