ロバーツ監督が感じた大谷翔平の気迫「連敗を自分が止めるという気持ちで」分岐点の初回&先制後の四回「打者を支配していた」
「ドジャース4-0ジャイアンツ」(13日、ロサンゼルス)
ドジャースが大谷翔平投手の7回無失点の好投で連敗を4で止めた。デーブ・ロバーツ監督は試合後会見で右腕の思いを感じ取っていたことを明かした。
チームは貧打にあえぎ4連敗を喫していた。大谷も12日のゲームで7号弾を含む2安打3出塁をマークしていたが、打撃不振にあえいでいた。そのため会見では「打席で苦しんでいる時は投手として好投しないといけないという責任を感じて投げていると思うか?」という質問が飛び、指揮官も「そう思う」と断言した。
「彼は打者としても数字を残そうとしているが、打席でうまく行ってないときは気持ち的にも苦しいものだ」と評した上で「でも投手は試合をコントロールできる立場にあり、チーム全体が苦しんでいる状況でこの連敗を自分が止めるんだという気持ちでマウンドに上がっていたと思う」と分析する。
初回のピンチでは先取点を取られてはいけないといきなりギアをあげた。2死一、三塁の状況で162キロをたたき出して追い込み、最後はスイーパーで空振り三振に仕留めた。三回に2者連続弾で先制した直後の四回にはストライクをどんどん先行させて3者連続三振。試合の流れを呼び込んだ。
まるでゲームをコントロールしているかのような投球ぶり。ロバーツ監督も「打者を支配していた」と称賛を惜しまなかった。連敗中は特に先取点を奪われないことが重要とされ、逆に先制すればチームに流れを持って行けるようにピッチングで相手を圧倒する。勝つために必要なポイント2つを遂行したピッチングに指揮官も目を細める。
「彼自身が球界最高の投手になりたがっていることは分かる。そして今まさに、そのレベルの投球をしている。準備の段階からすごく集中して取り組んでいるのが分かるし、もちろん投球にもそれが表れている」とロバーツ監督。約1カ月ぶりの3勝目で防御率は驚異の0・82でMLB全体トップ。目標とするサイ・ヤング賞獲得へ、確実に登板を積み重ねている。
