大谷翔平、圧巻7回無失点で3勝目! 今季最多105球、最速162キロ熱投で連敗止める 防御率MLBトップの0・82 デバースを絶叫三振斬り まさかボークも抜群の安定感
「ドジャース4-0ジャイアンツ」(13日、ロサンゼルス)
ドジャースが連敗を4で止めた。大谷翔平投手が投手専念出場で先発マウンドに上がり、今季最多105球で7回4安打無失点の圧巻投球。開幕から無傷の7戦連続のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下=QS)を達成し、約1カ月ぶりとなる3勝目。規定投球回にも到達し、防御率0・82はMLBトップとなった。
初回、2死から連打で一、三塁と先制のピンチを招いたが、ここで一気にギアを上げた。最速162キロのフォーシームで押し込み、最後はスイーパーで空振り三振。ベンチへ引き揚げる際には大粒の汗を流していた。
三回には2死からアラエズに粘られた末に四球を与えてしまい、直後、走者一塁にもかかわらずワインドアップモーションに入って二塁へ送球したことでボーク判定をとられた。まさかの珍場面で得点圏に走者を背負ったが、落ち着いて後続を打ち取った。ベンチに戻る際にはアラエズと苦笑いを浮かべながら何か言葉をかわした。
そしてエスピナル、ベッツの2者連続弾で先制した直後の四回は圧巻の3者連続三振。特にデバースには内角低めのスイーパーで膝をつかせ、強打者に思わず苦笑いを浮かべさせた。さらに2点の援護をもらった五回も2三振を奪い2イニング連続の三者凡退。3勝目の権利を手にした。
リードを奪ったらどんどんストライクを先行させ、明らかにゲームの流れをマウンドからコントロールしていた大谷。六回もイ・ジョンフを1球で一ゴロに打ち取ると、アラエズには浮いた変化球を右前に運ばれ、初回以来となる2本目の安打を許した。久々のセットポジションとなりややバランスを崩したようにも見えたが、スミスが絶妙のタイミングで間を取った。
ここから粘ってフルカウントからラモスを打ち取り遊飛に。デバースにはスミスのABSチャレンジも決まり2球で追い込むと、高めの158キロで空振り三振。マウンドで絶叫した。
2試合連続で7イニング目に突入すると、先頭のエルドリッジには高めのフォーシームで二飛に打ち取った。アダメスには右前打を許し、チャップマンの打席で100球に到達。右前打でこの試合初めての連打を浴びて一、二塁のピンチを背負ったところでプライアー投手コーチがマウンドへ。ここが正念場となった中、ギルバートは中飛に打ち取った。さらに走者がボーンヘッドで飛び出していたことでラッキーな併殺に。思わず右拳を突き上げてガッツポーズ。2試合連続で7回を投げきり、チームが4連敗中だっただけに価値ある投球だ。
打線も三回にエスピナル、ベッツの2者連続アーチで先制すると、四回にはタッカーの二塁打からテオスカーのタイムリーなどで2点を加えた。連敗中は貧打にあえいでいたが、つながりが生まれた。
チームは快勝で連敗を4で止めた。14日(日本時間15日)のゲームはスタメンを外れることが決まっている大谷。チームの負の流れを断ちきる圧巻の投球だった。
