大谷翔平、今季最長7回2失点8K好投 打線の援護なく3勝目ならず 投手専念で防御率トップ返り咲き ピンチで今季最速163キロ計測
「アストロズ-ドジャース」(5日、ヒューストン)
ドジャースの大谷翔平投手が今季最長7回を投げて4安打2失点、8奪三振で降板。開幕から6登板連続でクオリティスタート(6回以上、3自責点以下)を達成したが、打線の援護がなく、1点ビハインドの展開で降板したため、3勝目はならなかった。89球を投げてストライク62球、ボール27球。最速は163キロ。規定投球回に到達し、防御率を0・60から0・97に悪化させたが、メジャー全体トップに返り咲いた。
中6日の調整。前回4月28日のマーリンズ戦に続き、今季3度目の投手専念のマウンドは初回から160キロ超の剛球を連発し、1番アルトゥーベと3番パレデスから三振を奪うなど、三者凡退。好スタートを切ったが、二回に落とし穴が待っていた。
先頭ウォーカーへの初球、内角高めの157キロ直球を左越え本塁打。かつてはダイヤモンドバックスの主砲として、ドジャースキラーで名を馳せたベテランに6登板目、32イニング目で初の本塁打を浴びて先制点を許した。後続から2三振を奪うなど、最少失点に抑え、大崩れしなかった。
しかし、三回1死から9番シューメークに外角直球を逆方向の左翼ポール際へソロ本塁打を許してしまう。エンゼルス時代の2023年7月21日・パイレーツ戦で4被弾を喫して以来の2被弾。今季初めて自責点2がついた大谷はマウンド上で思わず首をかしげた。
四回を3人で片づけると、五回は2死から下位打線に連打を許して2死一、三塁のピンチを背負う。もう1点もやれない状況で迎えた1番アルトゥーベに大谷がギアを上げる。カウント1-2と追い込むと、今季最速10マイル(約163キロ)でファウルを打たせた後、最後は宝刀スイーパーで空振り三振に仕留め、追加点を与えなかった。
六回は1死からパレデスへの抜けたカーブが死球となったが、後続をピシャリ。今季初となる七回は先頭からスイーパーで8つ目の三振を奪うなど、三者凡退に抑えてマウンドを降りた。
この日はドジャース打線が大谷の好投にこたえることができなかった。2点を追う八回2死二塁からタッカーの適時打で1点を返したが、初回2死一、二塁、二回2死三塁、四回2死満塁の得点機にあと1本が出ず、援護できなかった。大谷に代わって「1番・指名打者」で起用された捕手のラッシングは3打数無安打に終わった。
