大谷翔平 初の投手月間MVP 史上初の投打両部門受賞 5日、今季6度目先発マウンドへ
「アストロズ3-8ドジャース」(4日、ヒューストン)
ドジャースの大谷翔平投手(31)が、3、4月のナ・リーグ投手部門の月間最優秀選手(MVP)を受賞した。投手としては初めてで、野手部門を含め通算7度目の受賞。米大リーグ機構広報によると、投手と野手の両部門の設立以来、両方で受賞した選手は初めて。ただ、打撃は絶不調でアストロズ戦は3打数無安打に終わり、自己ワーストを更新する24打席連続無安打となった。5日は今季6度目の先発マウンドに上がる。
また偉業を打ち立てた。大谷が投手として初のMVPを受賞。2023年9月の右肘手術を経て、3年ぶりに開幕ローテーションに入った今季は、ここまで5試合に先発し、防御率0・60をマーク。2勝1敗、34奪三振の数字を残している。
野手部門ではこれまで6度、月間MVPを受賞しており、投手と野手の両部門受賞は史上初めて。数々の伝説を生んできた「二刀流」が、また一つ、メジャーに輝かしい歴史を刻み込んだ。
ただ、本来なら記念すべき晴れの日となるはずだが、大谷の表情は曇ったままだ。この日のアストロズ戦には「1番・指名打者」で出場し、3打数無安打で5試合連続ノーヒット。自己ワーストを更新する24打席連続無安打となり、打撃不振は深刻になっている。
試合前には珍しく屋外でのフリー打撃に臨んだ。コーチの指導を仰ぎながら振り込んだが、特効薬にはならなかった。三回1死満塁の好機では三ゴロで三塁走者をかえすのがやっと。打率は・240まで落ち込んだ。
気がかりなのは打撃の不調が投球にも影響することだ。5日(日本時間6日)の同戦は今季6度目の先発予定だが、負担を軽くするため、投手に専念することが決まった。ロバーツ監督は「投球に集中し、なるべく体を休ませてほしいと考えた」と説明した。投手専念は今季3度目。チームの3連勝も懸かっており、大谷とっては大事なマウンドとなる。
◆日本勢投手の月間MVP 昨年9月のドジャース・山本由伸以来。過去には野茂英雄、伊良部秀輝、田中将大、ダルビッシュ有が受賞している。
