大谷翔平 スランプ脱出弾 ドジャース移籍後最長12戦60打席ぶり6号 今永からマルチで今季初3安打

 「ドジャース6-0カブス」(26日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)が、ロサンゼルスでのカブス戦に「1番・指名打者」で出場し、12戦60打席ぶりの6号を放つなど3打数3安打1打点、1四球、1盗塁だった。先発の今永昇太投手(32)から2安打を放つなど、サイクル安打まで三塁打を残す今季初の猛打賞で、チームの3日ぶりとなる首位奪回に貢献した。

 待望の一発で長いトンネルを抜けた。大谷が確信歩きでロサンゼルスの青空を見上げたのは七回だ。変則左腕ミルナーの初球、内角低め138キロシンカーを振り抜くと、打球は大きな放物線を描いて左中間席最前列に着弾した。

 12日のレンジャーズ戦以来、12戦60打席ぶりの本塁打。ド軍移籍後自己ワースト記録に終止符を打つ豪快アーチで、5万2060人が入った本拠地を熱狂させた。大谷は一塁を回ったところで、仲の良い鈴木が守る右翼に向かって右手で謎のポーズ。充実感いっぱいの表情でダイヤモンドを回った。

 この日は先発の今永から初回に四球を選び、3盗塁目となる二盗成功。二回には右前打、五回には右翼線二塁打を放ち、過去の対戦打率・100の難敵を攻略した。「昨日あたりからちょっとずつ良くなってるかなと思うので、もう少し我慢しながら改善したい」。地元局のヒーローインタビューで、復調への手ごたえを口にした。

 逆方向への打球は調子のバロメーター。スランプ脱出のきっかけは、大谷が常に重要視している構えだ。「数日前に彼と話した時に構えが少しズレていることに気づいたと言っていた」。試合後の会見でロバーツ監督が明かせば、大谷本人も「構えが一番だと思っている。それがすべての始まりなので、そこが整えばもう少しいい打席が送れる」と話す。

 チームは投打の歯車がガッチリかみ合い、今季3度目の完封勝ちで貯金10。ナ・リーグ西地区のライバル、パドレスから3日ぶりに首位の座を奪い返した。大谷が二刀流の本領を発揮してチームを加速させる。

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