ドジャースが逆転連勝 大谷翔平が衝撃の先頭打者弾返し 4試合ぶりマルチ安打に本拠地熱狂 45試合連続出塁 チームは快進撃で再び勝率8割目前
「ドジャース6-3レンジャーズ」(11日、ロサンゼルス)
ドジャースが連勝で3カード連続の勝ち越しを決めた。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手は初回に今季初の先頭打者アーチとなる4号ソロを放つなど4打数2安打1打点。今季8戦目で初となる本拠地の一撃にスタンドは大歓声に包まれた。
先発のシーハンがニモに先頭打者アーチを被弾した直後の一回裏、驚異の〝先頭打者弾返し〟が飛び出した。カウント2-1からの4球目、大谷が内角スライダーを完璧にとらえると、本人はアーチを確信。ゆっくりと歩き出すと、打球は右翼席に飛び込んだ。
今季初の先頭打者アーチ、そして本拠地で放った初の一発。スタンドのファンは熱狂し、チームは勢いに乗った。初対戦の右腕・ライターを攻め立て、なおも2死一、二塁からテオスカー・ヘルナンデスが左中間へ勝ち越しの3ラン。2発で一挙4得点のビッグイニングを作り、ベンチではアーチを放った2人が満面の笑みでタッチをかわした。
大谷は二回の第2打席で追い込まれながらも外角低めの変化球に食らいつき、ボテボテの投ゴロを全力疾走で内野安打に変え4試合ぶり5度目のマルチ安打。第3打席では5球目に高めのフォーシームを完璧に捉えるも、わずかにタイミングが早く一塁側スタンドへのファウルに。空振り三振に倒れたが、強烈な特大ファウルにスタンドは大きくどよめいた。
2点差に迫られた六回2死一、三塁の打席では、アウトローのフォーシームに手が出ず見逃し三振。思わず打席に立ち尽くして悔しさをにじませたが、ABSチャレンジは申請せず。MLB公式のチャートではゾーンいっぱいに決まっていた。
先発のシーハンは6回3失点で降板。初回に先頭打者アーチを浴び、六回にも2ランを被弾するなど、レンジャーズのニモに2発を許したが、それ以外は安定した投球で試合を作った。七回をドライヤーが3者連続三振に仕留めると、セットアッパーとして安定した投球を見せているスコットが八回を三者凡退。3点リードの九回は前日3失点のディアスに代わってトライネンを起用し、2死一、二塁の場面ではベシアを投入して逃げ切った。
大谷は試合後、地元ラジオ局のインタビューに応じ「よかったですし、本拠地で打ってなかったので、何とか一本打ってこれからもっともっと波に乗りたいなと思います」と力を込めた。チーム好調の要因を問われ「一人一人が本当に良いプレーをしていると思います。投打ともに自分たちのやることをやってると思うので、それが形になっているなと思います」と分析した。
これでドジャースは3カード連続の勝ち越し。11勝3敗でMLB唯一の勝率7割台をキープし100勝を超えるペースで白星を積み重ねている。あすの第3戦は佐々木朗希投手が先発予定。今季3度目のスイープ、そして驚異の勝率8割へ期待がかかる。
