大谷翔平 お目覚め1号 28打席目待望一発!爆勝呼んだ同点3ラン 確信歩きのち“お祈りポーズ”

 「ナショナルズ6-13ドジャース」(3日、ワシントン)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)はワシントンでのナショナルズ戦に「1番・指名打者」で出場し、0-3の三回に今季初本塁打となる同点3ランを放った。開幕7試合、28打席目に飛び出した待望の一発。四回には右前打、九回には中犠飛をマークし、5打数2安打4打点。長打と打点、複数安打は今季初めてで、チームは13-6で快勝した。大谷のメジャー通算本塁打は281本塁打となり、節目の300号まであと19本とした。

 開幕7戦目、ついに大谷が目覚めた。0-3の三回1死一、二塁。元巨人のマイコラスのチェンジアップを捉え、右中間席に放り込んだ。飛距離122メートル。敵地ファンがどよめく中、確信歩きで打球を見送り、悠然とダイヤモンドを回った。

 ベンチに戻ると“お祈りポーズ”。両手を握り合わせると、願いをささげるように、神妙に空を見上げた。ロバーツ監督は「打った後、空を見上げてたね。何か、別の大きな力が働いたのかもしれないね」と語った。

 今季から導入された青色のビジターユニホームを初めて着て臨んだ。今季1号で連続出塁を38試合まで伸ばした後も、四回はシンカーを右前に運び、今季初の複数安打をマーク。左腕と対戦した七回はストライクの判定に打席で初めて「チャレンジ」を要求。失敗して結果的に左飛に倒れたが、大谷らしい強い当たりだった。九回の中犠飛もフェンス手前まで運び、復調気配が漂う。

 異例の行動が結果に現れた。2日前、レギュラーシーズンでは2023年9月4日以来、940日ぶりに屋外のフリー打撃を敢行した。試合前、ベイツ打撃コーチは「今はやや始動が早いのでそこを調整している段階。外で打つことで背景が変わると、タイミングの取り方にも影響がある。しっかりした打球が出るのは時間の問題だよ」と予告していた。大谷も以前から課題に挙げていた「感覚のズレ」を修正し、待望の一発につなげた。

 大谷に触発されたかのようにカブスから移籍したタッカー、さらにベッツ、フリーマンも本塁打。打線上位4人の契約総額は14億6700万ドル(約2347億円)。銀河系カルテットがようやく本領を発揮し、計16安打13得点で大勝した。

 ロバーツ監督は「翔平が活躍すると、チーム全体の重圧が軽くなる。彼はチームで一番の選手。彼が結果を出せば、みんなも自然とついてくる。みんな気分良く帰れるだろうし、これが続けばいいね」とご満悦だった。

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