大谷翔平、ライブBP初登板で最速158キロ テオら主力相手に2奪三振&安打性1本 捕手ラッシング「衝撃的。彼はとても満足していた」
「ドジャース春季キャンプ」(17日、グレンデール)
ドジャースの大谷翔平投手がライブBP(実戦形式打撃練習)に初めて登板。テオスカー・ヘルナンデスや新加入のカイル・タッカーら外野手4人に投げ、安打性の当たり1本、2奪三振だった。持ち球全てを織り交ぜて18球、最速は157・7キロだった。
前日は打者としてライブBPを行い、弾丸ライナーで右中間二塁打を放った大谷が一夜明けたこの日、初の実戦形式のマウンドに立った。
先頭、左打ちのシアニにはカウント3-1から高め直球を捉えられ、鋭いゴロ打球足元を抜ける中前打にされたが、続くテオ・ヘルナンデスは遊ゴロ。1ボールからツーシームでバットに空を切らせた後、スプリットで打ち取った。
この日の最速は157・7キロ。仕上がりの良さを印象づけたのは3人目のパヘスとの対戦だ。ワンボールから捕手のサインに3度首を振って投げたスライダーで空振りを奪うなど、カウント2-2と追い込み、最後は直球で空振り三振。生きた球を見る目慣らしのため、一度もスイングしなかったタッカーにはカウント2-2から低め直球で見逃し三振を奪った。
捕手を務めたラッシングは「衝撃的だった。最初の数球は打者に投げるリズムを取り戻そうとしている感じがあったけど、最後の2人の打者への投球はすごく良い兆しが見えた。球のキレも素晴らしかったし、すべての球種をしっかりコントロールしていた。これから先が本当に楽しみだ」と感想。登板後の意見交換については「彼はとても満足していた。これからに向けてすごくワクワクしている様子だった。今の時期の彼としては、僕が見てきた中で一番健康だと思う。もちろん、スプリングトレーニングで彼を見るのはほんの数年だけど、本当に状態が良いのが分かる」と話した。
3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は打者に専念。3年ぶりの開幕二刀流に向けて万全を期す。ラッシングは「彼はシーズンでできるだけ多く投げたいと思っているし、今年はまだ成し遂げたことのないことをやろうとしているように見える。彼はサイ・ヤング賞を獲りたいんだと思う。最近の彼の立ち居振る舞いを見ていれば、それが伝わってくるし、みんなも彼にそのチャンスが十分あることを分かっている」とも話した。
今月末に日本代表に合流するとみられる大谷。ロバーツ監督は同投手の帰国前のオープン戦登板について「投げない可能性は高い」と、改めて実戦登板の可能性に否定的な考えを示した。





