メジャー移籍4選手、各球団は短期契約と慎重姿勢 日本人選手獲得にリスク回避の傾向

 プロ野球からポスティングシステムで米大リーグを目指した4選手の所属先が決まった。2年前のシーズンオフに移籍したドジャースの山本由伸投手(27)は12年総額3億2500万ドル(約465億円=為替レートは契約合意時)の超大型契約だった。今回も総額1億ドル超の大型契約が予想された選手がいたが、メジャー側の慎重な姿勢が目立ち、潮流の変化を感じさせた。

 ヤクルトで2022年に史上最年少の三冠王に輝いた村上宗隆内野手(25)は、2年総額3400万ドル(約53億7200万円)でホワイトソックスに移籍。短期契約で再建中の球団を選んで驚きを呼んだ。25歳と若く、パワーへの評価も高かった半面、各球団が速球の対応への不安や高い三振率を懸念し、大型契約に二の足を踏んだと指摘される。

 西武からアストロズに移る27歳の今井達也投手も想定より短い総額5400万ドル(約84億7800万円)の3年契約で決着した。毎シーズン後に契約を破棄できる条項が付き、ボラス代理人は「(選手側と球団の)双方が観察し、評価できる余地のある契約にすることが重要だ」と強調した。

 一方で、巨人の主軸を担ってきた岡本和真内野手(29)は、4年総額6000万ドル(約94億2000万円)でブルージェイズと契約し、順当な評価を得た。今年で30歳になるが、打撃の安定感に加え、複数ポジションを守れてリスクが少ないと判断された形だ。高橋光成投手(28)はメジャー契約の提示も受けたが西武残留を決めた。

 村上や今井は年齢的にも1、2年目で実力を証明すれば、巨額契約を勝ち取れるチャンスがある。米側にリスク回避の傾向が強まれば、今後同様の契約が増える可能性もありそうだ。

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