大トリはカーショーの感動スピーチ「僕は生涯チャンピオンだ!」と感極まる 今季限りで現役引退 ファンや仲間、家族に感謝「この瞬間を一生忘れない」
「ドジャース優勝パレード」(3日、ロサンゼルス)
優勝パレード後にドジャースタジアムで祝勝イベントが行われ、今シーズン限りで引退するクレイトン・カーショー投手がスピーチの大トリを務めた。
MCから紹介されるとスタジアムは大歓声。カーショーはフリーマンに激励されながら、テーマ曲に乗ってステージの中央へ。「フレディ(フリーマン)には『今日は泣かないように頑張る』って言ったんだけど、正直うまくいくか分からない。変な空気にしないようにします」と感極まって話すと「ありがとう。18年間、本当にありがとう、18年間ずっと試合を観に来てくれて、応援してくれてありがとう」と感謝の言葉を繰り返した。
「僕と家族のためにずっとそばにいてくれてありがとう。そして、みんなに感謝します。チームメートのみんな、本当にありがとう。君たちは世界一の仲間だ。僕の記憶の限り、ずっと世界一のチームだった」と後ろで見守る仲間を振り返りながら、支えてくれたすべての人への想いを伝えた。
「1年前にここで『僕は生涯ドジャースだ』って言いました」と話すと大歓声。「そして今日、それが本当になった」と言うとさらに大きな歓声が起こり「そして今日、こう言えます。僕は生涯チャンピオンだ!この気持ちは、ずっと消えない」と続けると、スタジアムの熱狂は最高潮に達した。
カーショーは家族を近くに呼び寄せ「みんな、ありがとう。この瞬間をありがとう。チームメートのみんな、この瞬間をありがとう。この球団にも、この瞬間をありがとう。僕はこの瞬間を一生忘れない。そして、ここにいる(家族の)5人にもありがとう。ずっと一緒に成長して、すべてを見届けてくれた。愛してるよ。本当に感謝してる。そして僕は分かってる。来年、また優勝するってことを。その時は、僕もみんなと同じように観客席から見守ります」と言って、ファンに別れを告げ、家族とともに紙吹雪の中でステージを降りた。





