「父ちゃんにチャンピオンリング渡したかったんだよな」悲劇の逆転負け Bジェイズ・ゲレーロJr.の涙にSNSももらい泣き「胸が締め付けられた」

 「ワールドシリーズ・第7戦、ブルージェイズ4-5ドジャース」(1日、トロント)

 ブルージェイズが激闘の末に敗れ、1993年以来となるワールドシリーズ制覇を逃した。昨季、地区最下位からのV字回復はならなかった。

 1点を追う延長十一回、先頭のゲレーロJr.が二塁打で出塁し、1死一、三塁の好機を作ったが、最後はカークが遊ゴロ併殺。ポストシーズン8本塁打でチームをけん引してきたゲレーロJr.はベンチに戻り、座り込んだまましばらく動けずにぼう然。引き上げる際には瞳には涙が浮かんだ。

 カナダ出身で母国にWS優勝をもたらすことを悲願にしていた26歳。試合後は「いい試合ができたのはよかったが、負けたことは悔しい。カナダが勝利を欲しているのは分かっている。まだ僕らは折れていない」と、必死に前を向いた。

 大谷とも塁上で気さくに話し、日本のファンにもお馴染みとなっており、その姿にSNSも涙。「本当にあと一歩だったんだよな、悔しいよな」。「塁に出た時も守備の時も気さくで紳士な最高の選手」、「胸が締め付けられた」、「チャンピオンリング、父ちゃんに渡したかったんだよな」、「ゲレーロJr.の涙が美しくて泣く」ともらい泣きの声が上がっていた。

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