「ワールドシリーズ・第７戦、ブルージェイズ－ドジャース」（１日、トロント）

　ドジャースのタイラー・グラスノー投手が痛恨の追加点を奪われた。バッテリーが一瞬のスキを突かれてしまった。

　先頭のクレメントに安打を許したグラスノー。続くヒメネスはバントの構えを見せ、カウント３－１から一塁走者のクレメントに完璧にモーションを盗まれて二盗を許した。

　スミスが送球できないほど完璧なスチールを決められたドジャースバッテリー。フルカウントからヒメネスには右中間へはじき返され、適時二塁打で痛恨の１点を失った。なおも無死二塁の状況でスプリンガーは空振り三振、続くルークスには中飛に打ち取ったが、二塁走者がタッチアップで三塁へ進んだ。

　ここで打席にはゲレーロＪｒ．。内角直球で三ゴロに打ち取り、最少失点で切り抜けた。グラスノーは四回途中から３番手としてマウンドに上がり、３イニング目に入ったところだった。