激闘のWS第7戦でまさかの乱闘騒ぎ勃発 両軍ベンチがからっぽに ブルペンからリリーバーも駆けつける 球場が騒然→警告試合に

 「ワールドシリーズ・第7戦、ブルージェイズ-ドジャース」(1日、トロント)

 四回、ブルージェイズの攻撃中にまさかの乱闘騒ぎが起こった。

 四回1死、ロブレスキーがヒメネスに死球を与え、ヒメネスが両手を広げて激高。この瞬間、ブルージェイズベンチからシュナイダー監督が顔を真っ赤にしてグラウンドへ飛び出し、選手達も続いた。ドジャースベンチからも選手がなだれこみ、両軍ベンチは空っぽ。さらにブルペンからもリリーバー達がダッシュでグラウンドへなだれ込んだ。

 敵地はブーイングで騒然。直前にもロブレスキーはヒメネスの懐へ厳しいボールを投じていた。ヒメネスがベンチにリクエストを要求する仕草を見せていたが、ブルージェイズベンチは見送っていた。

 その後、審判団から警告試合が発せられた。続くスプリンガーがピッチャーライナーを放ち、ロブレスキーを直撃する内野安打を放つとロジャースセンターのスタンドは大歓声。ハイタッチをかわすブルージェイズファンもいた。

 2死一、三塁でゲレーロJr.を打席に迎えたところでロバーツ監督はグラスノーへの交代を決断。ロブレスキーが降板する際には特大のブーイングが浴びせられた。異様な雰囲気の中、グラスノーがゲレーロJr.を中飛に仕留めた。

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