ロバーツ監督 由伸様様!歴史的快投を大絶賛「今夜は完全にゾーンに入っていた」「彼は昔気質の選手だ」迷わず完投託す「話すまでもなかった」

 「ワールドシリーズ・第2戦、ブルージェイズ1-5ドジャース」(25日、トロント)

 ドジャースの山本由伸投手が圧巻投球。4安打1失点8奪三振で、ポストシーズンで2戦連続の完投勝利を成し遂げた。

 試合後、ロバーツ監督には山本に関する質問が集中。「素晴らしかった。非常に競争心が強く、特別だった。今夜は完全にゾーンに入っていた」と大絶賛した。

 初戦をスネルで落とし、負けられない一戦。八回を終え、ロバーツ監督ら首脳陣から完投するか交代するかの打診もなかった。「話すまでもなかった」と、迷わず最後まで山本に託したロバーツ監督は「シリーズ前に彼は負けるという選択肢はないと言っていたけど、まさにそういう表情をしていた」と語った。

 三回まではピンチの連続だったが、四回以降は完全投球。強力打線を封じ込み、敵地を沈黙させた。試合後、山本自身は投球について「素晴らしかったと思います」と自画自賛。「初回ちょっとランナーためたり、その後デッドボールから失点したりあったが、しっかり冷静に投げられたので良かった」と振り返った。

 ドジャースでポストシーズンの2試合完投勝利は88年のハーシュハイザー以来。ワールドシリーズで5度目の指揮を執る指揮官は「最高だよ。打線を3巡、4巡と抑えるだけの武器が必要だし、何より投げたいという意志が必要だ。彼はまさに昔気質の選手。準備もフォームも、そしてメンタルも本当にしっかりしている。だから彼をマウンドに残すことが自信を持てる」と、絶大な信頼を示した。

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