ブルージェイズが大勝!バーガーがWS史上初の代打グランドスラム 1イニング9得点の猛攻でド軍投手陣を粉砕!

 「ワールドシリーズ・第1戦、ブルージェイズ11-4ドジャース」(24日、トロント)

 ブルージェイズが大量11得点でドジャース投手陣を粉砕。一発攻勢を見せ、本拠地で先勝した。

 2点を先行される展開だったが、ア・リーグ優勝決定シリーズで威力を発揮した打線の勢いは衰えていなかった。四回に無死一塁からバーショが外寄りのフォーシームを完璧に捉えた。打球はバックスクリーンを直撃。価値ある一撃で試合を振り出しに戻すと、六回には本拠地ファンにとって夢のような猛攻撃を見せた。

 2四死球と安打で無死満塁の好機を作ってドジャースのスネルをKOすると、クレメントの中前適時打で勝ち越しに成功した。さらに代打・ルークスが押し出し四球を選び、ヒメネスがタイムリーを放って突き放した。

 これで攻撃は終わらない。なおも1死満塁から代打・バーガーがワールドシリーズ史上初となる初打席代打グランドスラムを右中間席にたたき込んだ。そしてカークがトドメの2ラン。1イニング9得点の猛攻でドジャース投手陣を粉砕した。

 投手陣は大谷に2ランを浴びたものの、早めの継投が功を奏して逃げ切り。本拠地で昨年のワールドシリーズ王者相手に力を見せつけたゲームになった。

 クレメントはグラウンドインタビューで「とてもいい感じ。この勢いを明日につなげたい」と語った。決勝適時打は「自分のバッティングを心がけた。自分で決めようと思わずに、後ろの打者へつなげようと思った」と言い、「ウチの下位打線は非常に良い。それを分かってもらえてうれしい」。第2戦へ向け「山本は非常に良い投手。対戦するのが楽しみ。打ち崩して勝利につなげたい」と笑みを浮かべていた。

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