ドジャース タナー・スコットがWSで復帰の可能性 下半身の膿瘍摘出で「ドクターからゴーサインが出るか見極めている」指揮官明かす
ドジャースのタナー・スコット投手がワールドシリーズで復帰する可能性が21日(日本時間22日)、浮上した。オンライン取材に応じたデーブ・ロバーツ監督が「今はドクターから完全なゴーサインが出るかどうかを見極めている段階」と示唆した。
スコットは9日のフィリーズ戦で下半身の膿瘍を摘出する処置を受け、登録メンバーを外れた。そこから復帰を目指して地道に調整を続けており、指揮官は「タナーが投球を継続している姿を見るのはうれしい」と語った。
復帰するかの問いには「ドクターからゴーサインが出るかどうかを見極めている段階。なので現時点でその質問にははっきり答えられない」と明言を避けた指揮官。ただ「彼が意欲を見せているのは良い兆候だし、幸いあと数日間は彼の投球やブルペンでの様子を見ることができると思う」と最後まで可能性を排除しない方針だ。
スコットは昨オフに4年7200万ドル(約106億円)の大型契約で守護神として迎えられた。6月には月間13登板、8セーブ、防御率1・35と好投したが、球宴後はセーブ失敗が続くなど、防御率6・92と精彩を欠いた。ポストシーズンは登録メンバーに入ったが、ワイルドカードシリーズ2試合と地区シリーズ3試合は出番がなく、抑えの役割を佐々木朗希投手に奪われていた。





