大谷翔平 7回途中無失点&2桁10Kの圧巻投球 衝撃3発含む二刀流ワンマンショー!後世に語り継がれる伝説的ゲームに
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース5-1ブルワーズ」(17日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が先発マウンドに上がり、今季最長となる七回途中無失点、2桁奪三振の快投を演じた。打っては衝撃の3本塁打と二刀流のワンマンショーとなった。
初回、先頭のテュラングに対してボール球が先行。フルカウントへ戻したが、最後はフォーシームが低めに引っかかり四球で歩かせてしまった。続くチョウリオは前日の試合で右足を痛めていた中、伸びのある100マイルのフォーシームで空振り三振。さらにイエリッチもアウトローの100マイルフォーシームで見逃し三振に斬った。
コントレラスにもフォーシームで押し込み、キレのあるスイーパーで素早く追い込んだ。そして3球目もスイーパーで3者連続三振。本拠地スタンドは総立ちとなった。
大谷が先発するのは4日、フィリーズとの地区シリーズ第1戦、6回3失点で勝利投手となって以来。「最少失点でゼロに抑えていく、中継ぎ、後ろにつなげていくのが大事。一番大事なのは先制点を与えないことが大事だと思っています」と語っていた。
直後の第1打席で右翼へ先頭打者アーチ。スタンドはさらに沸き返っていた。ポストシーズンで投手が本塁打を放ったのは球団史上初の快挙。打線も奮起し一挙3点を先制した中、二回のピッチングではきっちりと三者凡退に仕留めて流れをつくった。
三回は先頭打者を四球で歩かせてしまうも、キケ・ヘルナンデスの好守備で併殺に仕留め、スコアボードにゼロを刻んだ。四回は先頭のチョウリオに左翼線へエンタイトル二塁打を許した。この試合初安打を許し、初めて得点圏に走者を背負った。
イエリッチを1球で遊ゴロに仕留める間に、チョウリオは三塁へ。コントレラスを迎えると、大谷はノーワインドアップに変更。素早く追い込むとアウトローへのスイーパーで空振り三振に仕留めた。そして次打者もスプリットで空振り三振。鮮やかにピンチを脱出塁と、マウンドで右拳を握った。
その直後、第3打席では右翼へ飛距離143メートルの衝撃弾。思わずベンチでフリーマンらが頭を抱えた。貴重な追加点をたたき出すと、五回のマウンドではきっちりと三者凡退。勝利投手の権利を呼び込んだ。
そして六回も勢いは衰えず、きっちりと三者凡退。87球とテンポよくイニングを重ね、2桁奪三振にも到達した。
そして右肘手術後最長となる七回のマウンド。先頭のイエリッチに四球を与えると思わずマウンドで苦笑いを浮かべた。さらにコントレラスにも変化球を振ってもらえず、フルカウントから中前打を浴びたところでロバーツ監督がベンチを出て交代を告げた。
ただ大谷は小さく首を振りながらベンチへ。まだまだ投げたかったといったような表情を浮かべた。それでもスタンドはスタンディングオベーション。投手・大谷がポストシーズン2勝目の権利を手にマウンドを降りた。
直後の打席でバックスクリーンへ1試合3本目となるソロアーチをたたき込んだ大谷。誰もが予想だにしなかった歴史的なゲームになった。最後は佐々木が締め、勝利のハイタッチで歓喜のハグをかわしていた。



