大谷翔平 143メートル驚がくの一撃にフリーマンが頭を抱える ロバーツ監督は口ポカン 本拠地に響いた「ガンッ」の衝撃音
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース-ブルワーズ」(17日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は四回の第3打席で右翼席へ特大の一撃を放った。
右腕・パトリックとの対戦になった大谷。2死無走者で初球の内角カットボールには手を出さなかった。2球目のワンバウンドする変化球は冷静に見極め、3球目のバックドアもじっくりと選んでカウントを作った。
4球目の内角低めもバットを出さず3-1に。5球目、内角スライダーを完璧に捉えると、打球は美しい放物線を描いて右翼席上部の屋根に当たった。「ガンッ」という金属音が響き、衝撃の一撃にベンチでフリーマンが頭を抱えた。隣にいたマンシーも苦笑いを浮かべたほどだ。ロバーツ監督も口を開けて打球の行方を見つめていた。
ブルペンも頭を抱えたスタッフが。チームメートも衝撃を隠せない一撃だ。飛距離は143メートル。第3戦前の屋外フリー打撃で衝撃のアーチを放っていたが、本番でもビックリの一発だ。
初回先頭の第1打席で右翼へ先頭打者アーチを放った大谷。二回の第2打席では追い込まれながらも3球連続の誘い球を冷静に見極めて四球を選んだ。



