マリナーズ 24年ぶりリーグ優勝決定S イチロー&大魔神在籍01年以来 延長十五回4番ポランコがサヨナラ打
「ア・リーグ・地区シリーズ、マリナーズ3-2タイガース」(10日、シアトル)
マリナーズが総力戦を制し、イチロー(現球団会長付特別補佐兼インストラクター)や大魔神・佐々木主浩が在籍した2001年以来となるリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。2-2の延長十五回、1死満塁で4番・ポランコが一、二塁間を鋭く破ると超満員の地元スタンドが狂喜した。
7投手の継投で相手に決定打を許さなかった。延長戦は先発の主力ギルバートとL・カスティジョまで投入。ウィルソン監督は「選手たちの献身にどんな言葉で感謝して良いか分からない」としみじみ語った。
1点を追う七回2死一、二塁で左前に同点打を放ったリバスは、この日が28歳の誕生日で、プレーオフ初打席に殊勲打をマーク。サヨナラ打のポランコは「われわれは特別なグループ。どんな時も皆が同じ方向を目指している」と結束力を誇る。球団史上初のワールドシリーズ進出を目指し、次の舞台に挑む。




