ドジャースが球団タイ記録の5HRで先勝 大谷翔平がPS初の1試合2発&テオスカーも連発 スネルが気迫の7回2失点
「ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ、ドジャース10-5レッズ」(30日、ロサンゼルス)
ドジャースがポストシーズン球団タイ記録となる1試合5発でレッズに大勝し、シリーズ初戦を制した。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手は先頭打者アーチを含む、ポストシーズン初の1試合2発3打点、2得点で打線をけん引した。
ホームランショーの幕開けは初回だった。大谷の第1打席、グリーンが投じた161・9キロを完璧に捉えると、打球は右翼席に弾丸ライナーで飛び込んでいった。2年連続となるプレーオフ初打席での一発。本拠地がいきなり熱狂に包まれると、ファンの度肝を抜いたのは六回の第3打席だ。
今度は3番手フィリップスの甘い変化球を完璧に捉え、右中間スタンドへ。ホームベースに戻ってくると、2本指を突き立てて自らのパワーを誇示した。一瞬、場外へ消えてしまったかと思われるような一撃。飛距離138メートルの特大アーチだ。
大谷の先頭打者アーチで火が付いた打線は、1点リードの三回にテオスカー・ヘルナンデスが左翼へ貴重な追加点となる3ランを放った。続くエドマンも右翼ポール際へ2者連続アーチを放って一気に5点リードを奪った。
五回にもテオスカーが右中間席へ2打席連発を放ち、1試合5本塁打はポストシーズンで球団タイ記録となった。シーズン終盤の打撃不振がウソのような一発攻勢でレッズを圧倒した。
先発のスネルは気迫みなぎる投球で立ち上がりからレッズ打線を封じた。三回に2死から二塁打と四球でピンチを招いたが、マルテを空振り三振に仕留めると力強く吠えた。明らかにシーズン中とは違うスネルの気迫。三回2死から七回1死まで打者11人連続アウトの離れ業を見せた。
最終的に7回2失点でマウンドを降りる際には、本拠地のファンがスタンディングオベーションで左腕をたたえた。
10-2の八回から登板したベシア、ヘンリケスがそろって振るわず、押し出し四球と適時打で2点を失うと、4番手のドライヤーも押し出し四球。依然として5点をリードしていたが、本拠地スタンドからブーイングが起こるなど、異様な空気に包まれた。それでもトライネンが無失点で締めた。
大谷は試合後、グラウンドインタビューで「初戦取れていいゲームだったと思います。攻撃陣含めて最後まで攻め切れたのが良かったと思います」と語った。ドジャースは3戦先勝のワイルドカードシリーズ初戦を取り、地区シリーズ進出に王手をかけた。第2戦は山本由伸投手が先発マウンドに上がる予定となっており、試合前には「とにかく落ち着いて、目の前に集中したい」と力を込めていた右腕が次なるステージへドジャースを導く。
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