大谷翔平 史上初!2度目「50-20」達成 無安打も30試合連続出塁 本塁打王争いトップと2差
「マリナーズ2-3ドジャース」(26日、シアトル)
ドジャースの大谷翔平投手(31)が敵地シアトルで行われたマリナーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、三回に二盗を成功させて2年連続の「50-20(54本塁打、20盗塁)」を達成した。昨季の「50-50(54本塁打、59盗塁)」に続く偉業。大リーグ公式サイトによると、「50-20」を複数回達成したのは史上初だという。
電光石火の足技だった。1点リードの三回の打席。四球を選び、連続出塁試合を「30」に伸ばした大谷が攻めの姿勢を見せる。次打者パヘスへの初球。相手投手の投球モーションを完全に見切り、二盗を記録した。
15日のフィリーズ戦以来の盗塁成功で3年連続4度目の20盗塁をマークした。昨季の史上初「50-50(54本塁打、59盗塁)」には及ばないが、2年連続で「50-20」を達成してみせた。
大リーグ公式サイトのサラ・ラング記者によると、過去にシーズン50本塁打&20盗塁をマークした選手は昨年の大谷を含めて6人。殿堂入りしているウィリー・メイズ(55年。51本塁打&24盗塁)やケン・グリフィーJr.(98年。50本塁打&20盗塁)らがいるが、2度の達成は大谷だけ。史上初の偉業だ。
この日は3打数無安打1四球。2試合連続本塁打を逃し、本塁打王争いはトップのシュワバー(フィリーズ)との差は2本のまま。残り2試合。ロバーツ監督は30日(日本時間10月1日)から始まるワイルドカードシリーズに備えて大谷に休養日を与えることを検討していることを明かした。
可能性を残す3年連続タイトルの獲得。残された打席は多くはない。




