カブス守備で珍事 スワンソンが遊邪飛を捕球後に体ごとスタンドへ 三塁走者の生還が認められ今永が先制失点

 「カブス-メッツ」(25日、シカゴ)

 今永昇太投手が先発したカブス守備で珍しいシーンがあった。

 初回1死二、三塁のピンチを招いた今永は、メッツ・ビエントスを三塁ファウルゾーンへの飛球に打ち取った。

 三塁・ショウと遊撃・スワンソンが接触するような形でスワンソンがフェンス際で捕球。そのままネットにもたれかかるようにスタンドに倒れ込んだスワンソンは、ボールをショウにトス。本塁に返球し、タッチアップした三塁走者・リンドアをアウトにしたかに見えた。

 邪飛を捕球した際にスワンソンがグラウンドの外に出たとして走者の進塁が認められ、メッツの得点が認められた。スワンソンが納得がいかないというように両手を広げてアピールし。カブス側はチャレンジ。リプレー検証が行われたが、判定は変わらず。2死三塁で再開し、今永は続くニモに右前適時打を浴び、この回2点を失った。

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