大谷翔平 プールにたたき込んだ54号2ラン「あれでホームランになるんですね」NHK解説も驚き 軽いスイングでスタンドへ

 「ダイヤモンドバックス-ドジャース」(25日、フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手は四回の第3打席で54号2ランを放った。これで昨年のキャリアハイに並び、2年連続3度目となる100打点に到達した。

 先頭のキケ・ヘルナンデスが左翼線二塁打で出塁すると、続くラッシングは二ゴロを放って走者を三塁に進めた。ここでクリズマットと2度目の対戦になった大谷。初球の変化球を見極めると、2球目の浮いたボールは一塁側へのファウルとなった。

 3球目、低めの変化球をすくい上げると、打球は右中間席にあるプールへ飛び込んだ。4試合ぶりの54号2ランだ。NHKBSで解説を務めた武田一浩氏も「あれでホームランになるんですね。あそこまで飛ぶのはなかなか」と驚きの声をあげた。

 大谷は第1打席で飛距離120・3メートルの中飛に倒れた。二回1死満塁の第2打席は空振り三振に終わっていた。

 さらに大谷の一発にベンチで敬礼していたフリーマンにもこの試合2発目の2ランが飛び出し、一挙4得点。序盤で8点のリードを奪い、地区優勝へ大きく前進した。

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