ロバーツ監督 5戦4発の大谷を「本当に危険な存在」と表現 「ショウヘイがフィールド全体を使って打っているのが好き」とも 勝利優先の姿勢も評価

 「ドジャース7-5ジャイアンツ」(20日、ロサンゼルス)

 ドジャースが逆転勝ちで4連勝。大谷翔平投手が2試合連発の53号ソロを左中間へ放つなど、初回の4失点スタートを打線が挽回した。

 試合後、ロバーツ監督は5戦4発の大谷のスイングについて「素晴らしい打撃をしている。打席の内容もすごくいい。ショウヘイがフィールド全体を使って打っているのが好きだね。彼はどこにでも打球を飛ばせるパワーがあるので(相手にとっては)本当に危険な存在だ」と称賛した。

 大谷は前日は左翼ポール付近へ、この日は左中間へ。16日のフィリーズ戦で2年連続50本塁打をマークしてから5試合で4本塁打を量産している。指揮官は「特にセンターから左中間にかけて打ち始めると彼は手がつけられない。四球を選べているときもさらに危険だ。この9月は彼にとってベストな月だと思う。素晴らしい活躍をしている」と続けた。

 大谷はこの日の一発で、ナ・リーグ本塁打王を争うシュワバー(フィリーズ)とトップに並んだ。キング争いが大谷のモチベーションになるかと問われたロバーツ監督は「本塁打王をとることは素晴らしいことだと思うが、彼にとっては、いい打席を重ねた結果としてついてくる副産物のようなものだと思う」と冷静に分析。「彼は勝つためにプレーしている。もし相手が勝負を避け、四球が必要な場面なら彼はしっかりと四球を選ぶし、相手が失投すれば、それを逃さずに仕留めている」とあくまでもチームの勝利を優先する大谷の姿勢も称賛した。

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