ドジャース・大谷翔平 無安打も完勝でM29、単独首位再浮上 BTS・Vが始球式で魅せた!日韓スーパースター競演

 練習後、BTSのV(左)と写真に納まるドジャース・大谷(共同)
 始球式を務めるBTSのV(共同)
2枚

 「ドジャース7-0レッズ」(25日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)が、本拠地でのレッズ戦に「1番・指名打者」で出場し、3打数無安打1四球。見せ場を作ることはできなかったが、チームは今季7度目の完封勝利で4日ぶりにナ・リーグ西地区単独首位浮上。この日は、Kポップグループ「BTS」のV(ヴィ)が、始球式を務めるなどスタジアムを盛り上げた中、2位パドレスとのゲーム差を1に広げ、優勝マジックを29に減らした。

 ド軍が3投手で相手打線を3安打無得点に抑え、今季7度目の完封勝利。勝敗が決した瞬間、大谷は笑顔で手をたたきながら、ベンチからフィールドに出て勝利の列に加わった。

 パドレスと首位タイで迎えた試合。大谷は最速164キロの剛腕グリーンに対し、三回の打席で四球を選んで出塁した。しかし、ほかの3打席はいずれも凡退。快音を響かせることはできなかったが、それでもチームの勝利に加えて、スターの来場にファンは大盛り上がりだった。

 この日、世界的人気のKポップグループ「BTS」のV(ヴィ)が始球式を務めるためにドジャースタジアムを訪問。大谷は準備の合間を縫い、試合前のベンチで初対面した。日韓のスーパースターは、笑顔で握手とハグを交わして記念撮影を行った。始球式では山本が捕手役を務めてイベントを盛り上げた。スタンドにはBTSのグループカラー・紫色のグッズや、Vのうちわを手にした多くのARMY(BTSファンの総称)の姿も目立ったほどだ。

 投打の歯車ががっちりかみ合う会心の勝利。ロバーツ監督は、初めて7回を投げ切った先発のシーハンや2本塁打のパヘスを称賛し「守備も集中できていたし、打線も1番から9番まで素晴らしかった。個人的にはこの1カ月で一番良い、完璧な試合だったと思う」と満足感を漂わせた。この日はパドレスが敗れ、優勝マジックが2減って29となった。残り30試合。大谷がチームとともにVロードをひた走る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス