佐々木朗希、9日最終テスト 3カ月ぶり実戦登板に向けて3度目ライブBP 3イニング予定 球速は153キロ超まで上昇 ロバーツ監督「いい感じ」

 「ドジャース-カージナルス」(4日、ロサンゼルス)

 右肩インピンジメント症候群のため、5月から負傷者リスト(IL)に入っているドジャースの佐々木朗希投手が8日(日本時間9日)のブルージェイズ戦の試合前にドジャースタジアムで負傷後3度目のライブBP(実戦形式の投球練習)に登板することが決まった。試合前の会見でロバーツ監督が明かした。

 ロバーツ監督によると、佐々木はアリゾナの球団キャンプ施設で2度のライブBPに登板。球団スタッフから伝え聞いた投球について「球速は90マイル中盤(約153キロ前後)出ていた。いい感じだった」。今後については「金曜日(8日)にもう一度、ライブBPを行い、3イニングを投げると思う。順調にいけば、マイナーの試合に登板することになる」と話し、次回のライブBPが実戦マウンド復帰に向けた最終テストになる考えを明かした。

 佐々木は昨オフにロッテからポスティングシステムを使って米球界移籍を決断。大争奪戦をへてドジャースとマイナー契約で合意し、3月19日の東京開幕第2戦でメジャーデビューを果たした。しかし、8度目の登板となった5月9日のダイヤモンドバックス戦で五回途中5失点、61球で降板した後に右肩に痛みを訴えて戦線離脱した。メジャー1年目はここまで8登板、1勝1敗、防御率4・72の成績を残している。

 この日の佐々木は試合前にキャッチボールなどで調整。練習後は左翼フェンス付近でカージナルスのヌートバーらと談笑した。

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