「彼から打つことはほぼ不可能」大谷翔平の圧巻投球に敵軍も脱帽 強打者アルトゥーベ「驚異的」敵将は苦笑い「降板してくれて良かった」

 「ドジャース4-6アストロズ」(5日、ロサンゼルス)

 ドジャースは逆転負けで、1カ月ぶりの2連敗となった。大谷翔平投手は先発し、2回1安打無失点と好投したが、降板直後に逆転を許した。大谷は打者としては4打数1安打1四球だった。

 投手復帰4戦目、大谷の投球は圧巻だった。二回は3者連続三振。アストロズのジョー・エスパーダ監督は試合中の現地インタビューで大谷について「やりたいピッチングをやっていて、健康状態も全く問題ないんじゃないか?降板してくれて良かった」と苦笑い。言葉通り、降板直後の三回に4得点の猛攻となり、逆転勝ちした。

 3番の強打者、アルトゥーベも大谷の投球に脱帽。初回に2球目のスライダーで遊ゴロに倒れたが、大谷の質問に笑みを浮かべ「彼から打つことはほぼ不可能だよ。160キロの速球に加えてスライダー、スプリットも投げてくる。彼は自分で打つこともできるから本当に驚異的な選手だ」と敬意を示した。

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