大谷翔平に珍事?前夜から3打席連続フリーマンの適時打で生還 ホームで思わずにっこり 打席での冷静さも際立つ

 「ドジャース-ホワイトソックス」(3日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は三回の第2打席で四球を選んだ。2打席連続のフォアボールに本拠地のスタンドからはブーイングもわき起こったが、フリーマンの適時打でまたも生還。前夜から3打席連続の珍事となった。

 初球のバックドアを悠然と見逃した大谷。2球目の同じコースに来たフォーシームはしっかり見極めた。3球目の低めにも手を出さずバッティングカウントに。4球目の内角高めカットボールはよけながら見極め、5球目のフォーシームはフルスイングするもバックネットへのファウルとなった。

 2打席連続で勝負はフルカウントへ。最後は高めのカーブを見極めて四球で一塁に歩いた。スタンドからはブーイングもわき起こった。ただボール球には一切、手を出しておらず、打席での冷静さが際立つ形だ。

 その後、ベッツの敵失で二塁に進むと、フリーマンの左翼線二塁打で貴重な追加点のホームを踏んだ。前夜のサヨナラ劇からこれで3打席連続でフリーマンの適時打で生還した大谷。ホームでは思わず笑みを浮かべた。

 第1打席ではフルカウントから粘って四球で出塁。1死後、フリーマンの右翼線適時二塁打で一塁から一気に先制のホームを踏んだ。前夜のサヨナラホームから先制ホームということもあり、ベンチでは疲れた表情を浮かべて座り込んでいた。

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