大谷翔平が決意「情熱を現役の僕らが次の世代へつないでいけたら」 3日に亡くなった長嶋茂雄さんへの思い語る 「野球に対する愛情が深い方という印象」
「ドジャース11-5ジャイアンツ」(14日、ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は「1番・指名打者」で出場。初回に12試合ぶりのアーチとなる24号ソロを右中間に放つと、六回にもこの日2本目の25号ソロ。メジャー通算250号を達成した。
試合後の取材で、日本時間3日に肺炎のため亡くなった長嶋茂雄さんへの思いを問われた大谷。食事や対談、試合前に激励を受ける中で「実際にリアルタイムに見てる世代ではないので、実際にプレーをわかるということはないが、お会いしてみて素晴らしい人でしたし。会話していても野球に対する愛情が深い方なのかなという印象を受けた」と話した。そして「非常に残念なニュースだったが、その情熱を現役の僕らが次の世代へつないでいけたらいいと思う」とミスターの思いを継承する決意を新たにした。
カブスとの開幕シリーズが行われた今年3月、東京ドームに長嶋さんが激励に訪れた際も「本当に野球のこと中心に。ほとんど野球のことしか話さない感じだった」と明かした。
大谷は長嶋さんの訃報が米国に届いた2日(日本時間3日)のメッツ戦開始前に自身のインスタグラムに長嶋さんとの2ショット写真3枚を投稿。「心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼の言葉を書き込んだ。直後の試合では七回に23号右越えソロを放ち、打った瞬間に柵越えを確信したように何度もうなずくしぐさ。この日の本塁打はそれ以来の一発だった。





