ドジャース 逆転3ランのテオスカー「本当に大きな瞬間だった」2週間離脱も打点トップの鈴木に5差 人柄にじんだ試合後「彼らのおかげで幸運にも」
「ドジャース3-1ダイヤモンドバックス」(21日、ロサンゼルス)
ドジャースが逆転勝ちで同地区のライバル・ダイヤモンドバックスに連勝。六回に逆転決勝3ランを放ったテオスカー・ヘルナンデス外野手は「本当に大きな瞬間だった」とトレードマークの笑顔全開で語った。
場面は六回2死一、二塁。連続イニング無失点記録が20の大台を超えたダイヤモンドバックス・バーンズの失投を見逃さなかった。追い込まれながらも浮いた変化球を完璧にとらえた打球はバックスクリーンへ。「とにかくインプレーにできるボールを狙っていた。僕が思うにあれは今夜、彼の唯一の失投だったと思う」と振り返る。
右太もも裏痛で負傷者リスト入りし、約2週間、12試合戦列を離れたが存在感を示した一撃。「本当に大きな瞬間だった」と明かし、打席で「自分に言い聞かせ、冷静さを保ち、ただ打つべき球を打つことに集中しようとしていた」という。
チームはダイヤモンドバックスに連勝。また自身もナ・リーグの打点ランキングでトップのカブス・鈴木と5打点差に迫っている。「一番は前を打つ選手たちが出塁してくれたことだと思う。毎回、彼らが出てくれるおかげで自分は幸運にもチャンスを得られている。そしてチームが大事な場面でヒットを必要とするときに決めることができたのは最高だった」と周囲への感謝を口にするところに、優しいテオの人柄がにじんだ。





