LA制定「大谷翔平の日」残念6年ぶり6タコ 2試合連続併殺打 最下位古巣に連敗

 エンゼルス戦のベンチで水分を補給するドジャース・大谷(提供・共同通信社)
 エンゼルスに敗れ引き揚げるドジャース・大谷(共同)
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 「ドジャース9-11エンゼルス」(17日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)がエンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。この日は昨年、ロサンゼルス市が制定した「大谷翔平の日」だったが、日本選手最長となる4試合連続本塁打とはならず、6年ぶりの6タコに終わった。2試合連続併殺打を放つなど、古巣に痛い連敗を喫した。

 日本選手史上初の4試合連続本塁打が懸かった一戦。しかもこの日は昨年、ロサンゼルス市が「大谷翔平の日」と制定した5月17日。量産態勢に突入した大谷の後押しになるかと思われたが、まさかの6年ぶり6タコとなった。

 空振り三振、中飛、空振り三振で迎えた六回無死一、三塁では、メジャー通算3度目となる2試合連続併殺打。捉えた打球ではあったが、遊撃正面に飛んだ。リードを広げる追加点を奪ったが、結果として逆転負け。リードオフマンの不発が響いた格好だ。

 4試合ぶりのノーヒット。6タコは19年8月30日のレッドソックス戦以来、6年ぶりの屈辱となった。記念日に快音は響かず、ア・リーグ西地区最下位の古巣に連敗という悔しさが残った。

 ロバーツ監督は「多くのヒットが出た試合だったが、重要な場面で抑えることができなかったと思う。攻撃陣が粘り強く戦い、接戦に持ち込んだことは評価したいが、残念ながら勝つための投球ができなかった」と語った。

 今季初登板のカーショーは4回5失点と振るわず、救援右腕イエーツは右太もも裏の張りで降板。佐々木ら故障者続出の投手陣への不安がさらに募る黒星となった。

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