大谷翔平 自身の記念日に6年ぶり6タコ ド軍は痛恨逆転負け&また救援陣に負傷者 ブルペン混乱の悪夢 本拠地静まりかえる

 「ドジャース9-11エンゼルス」(17日、ロサンゼルス)

 ドジャースが2桁失点で逆転負けを喫し、ア・リーグ西地区最下位のエンゼルスに痛恨の連敗。大谷翔平投手は6年ぶりとなる6打数ノーヒットに終わり、またも救援陣に故障者が発生した。

 大谷は初回の第1打席で空振り三振に倒れると、第2打席はフルカウントまで粘った末、逆方向へ流し打つも中堅手のグラブに収まった。第3打席も空振り三振に終わり、六回無死一、三塁で迎えた第4打席は遊ゴロ併殺打で追加点をあげたが、メジャー通算3度目の2試合連続併殺打となった。

 第5打席も初球を打っての二ゴロに倒れ、第6打席も快音は響かず。4試合ぶりのノーヒットで、6タコは19年8月30日のレッドソックス戦以来、6年ぶりの屈辱となった。昨年、ロサンゼルス市が5月17日は「大谷翔平記念日」と制定したが、記念日に快音は響かなかった。

 今季初先発となったカーショーはボールの球威を欠き、4回5失点でKO。打線は六回に試合をひっくり返したが、直後の七回に悪夢が待っていた。カスパリウスが連続二塁打で1点差に迫られて降板すると、後を受けたイェーツがオホッピーに逆転3ランを被弾。さらに右太もも裏を痛めて緊急降板するアクシデントがあり、バンダがブルペンから走ってマウンドへ向かうも審判に制止されて引き返すシーンがあった。

 球団広報部は「伝達ミス」と説明し、代わってマウンドに上がったガルシアはニューマンにタイムリーを浴びて2桁10失点。5月初の連敗となっただけでなく、イェーツは「右太もも裏の張り」と発表され、故障者続きの救援陣からまた離脱者が出る可能性が浮上した。

 暗雲漂うドジャース。八回にはクローザーも務めるスコットを投入して奮起を促し、直後にマンシーのタイムリーで1点差に迫ったが、九回にベシアがソロを被弾してっしまった。九回も1死から代打・スミスが安打を放つも、後続が続かなかった。

 試合後、ロバーツ監督は「多くのヒットが出た試合だったが、重要な場面で抑えることができなかったと思う。攻撃陣が粘り強く戦い、接戦に持ち込んだことは評価したいが、残念ながら勝つための投球ができなかった」と語った。

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