「ダイヤモンドバックス－ドジャース」（１１日、フェニックス）

　六回、ドジャース・金慧成とダイヤモンドバックスの遊撃手・ペルドモが二塁上で仲良くビデオチェックする場面があった。無死一塁で、中堅右へのヒットを放った金が一塁を蹴って一気に二塁を狙った。中堅からの送球で二塁クロスプレーとなったが塁審の判定はセーフ。金にとってはメジャー初の二塁打かと思われたが、これにダイヤモンドバックスの監督がチャレンジした。

　後方の大型ビジョンで流されたリプレー映像を並んで見た金とペルドモは、ともに映像を指さしながらアウトじゃないかと主張するペルドモに対して、金も笑顔で反論するなどした。

　長時間のレビューの結果、グラウンド上の判定が覆ってアウトに。セーフと信じていた金は「オーッ」と落胆の表情で天を仰ぎ、ペルドモから肩をもむようにして慰められてベンチへ戻った。

　仲がよさげな２人のやり取りはＳＮＳ上でも「昨日に引き続きペルドモとヘソンくんのやり取り可愛くてほっこり」「ペルドモとキムなんで仲良いんだ？」「どんまい、どんまいっていうペルドモかわいいわｗ」と話題になった。

　２人は前日の試合でも、二塁上の金のヘルメットをペルドモがポンポンと軽くたたくなど、仲良しぶりを見せていた。