ロバーツ監督 好機逸した打撃陣に苦言「球の見極めできていない」 ワーストタイ3連敗「すべてがかみ合っていない」
「ドジャース0-3パイレーツ」(25日、ロサンゼルス)
今季2度目、ワーストタイの3連敗。試合後の会見でロバーツ監督は、昨季新人王の相手先発スキーンズを「彼は最高の投手の一人だと思う」と称え、「必要な場面で三振を奪い、ダメージを最小限に抑える術を持ち、彼はスイーパーやスプリッター、そして、速球で打者のバランスを崩した。必要な場面では左打者を厳しく攻め、速球への対応を難しくした。我々はほとんど得点につなげることができなかった」と振り返った。
この日は三回1死二塁、四回の無死三塁、五回2死二塁の得点機にあと1本が出ず。昨季MVPの大谷は三回と五回の好機に凡退した。指揮官は名前こそ出さなかったが、「スキーンズのような優れた投手に対してはヒッティングゾーンを追いかけるのではなく、自分の得意なゾーンに狙いを定める必要がある。そういう意味では、今夜の試合は必要とされる球の見極めが十分にできていなかったと思う」と指摘した。
直近5試合の主力選手の打率はマンシー・067、エドマン・105、大谷・125、コンフォート・133、ベッツ・200。僅差の戦いを落とし続けている現状を指揮官は「先発投手の投球、打線、タイムリーヒット、すべてがうまく噛み合っていない」と分析。「でも、勝利に近いところまでは来ている。我々は必ず打てるようになりますし、今は苦しんでいる選手もいますが、彼らも自分の形を見つけていくでしょう」と、チームの巻き返しと選手たちの奮起を期待した。





