今永昇太に悪夢の連鎖 2死から失策→失策→マチャドに先制ソロ被弾 本来ならチェンジのはずが…味方が2飛球を相次いで捕球できず
「パドレス1-2カブス」(15日、サンディエゴ)
カブスの今永昇太投手がまさかの形で失点してしまった。最終的に5回1失点で降板し、勝ち負けはつかなかった。
五回、先頭のタティスをしっかりと打ち取った今永。続くアラエズは三振に仕留めた。2死無走者からマチャドを右邪飛に仕留めたかに思われたが、タッカーがまさかの落球でファウルに。チェンジが一転して続投となったが、悲劇はこれで終わらない。
さらに捕邪飛をアマヤが見失い、捕球にきたワークマンが痛恨の落球。まさかの2失策でアウトを奪うことができず、9球目のフォーシームを完璧に捉えられて左翼席に運ばれた。
続くボガーツを打ち取って最少失点で切り抜けた今永。結果的に“5アウト”を奪うこととなり、本来は発生しなかった先制被弾に思わず表情をゆがめた。
それでも強打のパドレス打線をわずか1点に封じ、5回限りでマウンドを降りた左腕。三回、四回と続いたピンチも切り抜けたことで、ゲームの流れを呼び込んだ。打線も先制された直後の五回にスクイズで試合を振り出しに戻した。
試合はそのまま延長戦へ突入。延長十回にホーナーが決勝の適時二塁打を放ち、今永の好投が勝利につながった。