佐々木朗希 5回1失点で初黒星も「ここが最低限となるように」パヘズの好プレーに感謝「助かりました」ロハスのモノマネは「100点」

 「ドジャース0-16カブス」(12日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手は5回1失点と粘りの投球を見せたが初黒星。それでもメジャー最長となる5回を投げ「ここが最低限となるように頑張らないといけない」と語った。

 佐々木は二回、先頭のブッシュにフォーシームを捉えられて左中間スタンドにたたき込まれた。マウンドでぼうぜんの表情を浮かべた右腕。メジャー移籍後、打者47人目で浴びた一発に本拠地は大きなタメ息に包まれた。

 それでも最少失点で切り抜けると、続く三回には1死満塁のピンチを招きながらパヘズのホームランキャッチなどもあり無失点。四回もT・ヘルナンデスの好守に助けられ、五回は1死一、二塁のピンチを招いたが、後続を打ちとってメジャー最長イニング、最多の投球数81球で試合を投じた。

 「フォークがボールになってしまうと苦しくなるので、きょうはスライダーに頼ったんですけど。フォークが決まれば投球も楽になるのかな」と佐々木。パヘズの好プレーには「本当に助かりましたし。あれがなかったら大量失点になっていた。初回もそうでしたけど、助かりました」と感謝していた。九回に登板したロハスのモノマネには思わず吹き出し、「100点でいいかなと思います」と語った。

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