菅野智之 わずか3球で失点も相手のボーンヘッドに救われる 五回途中8安打3失点も勝ち負けつかず チームは逆転勝ち

 「オリオールズ5-4ブルージェイズ」(12日、ボルティモア)

 オリオールズの菅野智之投手が先発し、五回途中8安打3失点とリードを許して降板。チームは逆転勝ちを収め、2敗目は免れた。

 メジャー初登板で対戦した同地区のライバル・ブルージェイズにまたも打ち込まれた。前日の雨天順延でスライドとなった影響もあったのか、初回、わずか3球の連続二塁打であっさりと先制点を失った菅野。以降のピンチは粘り強く抑えて最少失点に抑えたが、二回もタイムリーを浴び、三回にはソロを被弾した。

 四回は先頭打者に四球を与えるも、併殺で切り抜け3人で抑えた。五回は連打を浴びて無死一、二塁のピンチを招くも、サンテンダーの右飛でタッチアップした一塁走者のスタートが速かったと判断され、併殺になった。捕手のラッチマンがしっかりと見ており、内野手に主張したことも好判断となった。ここで投手交代となった菅野。最低限、ゲームは壊さなかった。

 その後、チームは逆転に成功。最後は1点差を逃げ切り、菅野に勝ち負けはつかなかった。

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