「ナショナルズ－ドジャース」（８日、ワシントン）

　ドジャースの大谷翔平投手は７点を追う五回の第３打席で相手の好守に阻まれ二ゴロに倒れた。

　先頭のパヘズが１号ソロを放って１点を返し、１死無走者で迎えた打席。マウンドには右腕のリバルタ。初球から積極的に仕掛けていったが、一塁線へファウル。２球目の外角変化球は見送った。

　３球目のチェンジアップにバットが空を切り、追い込まれた大谷。外角のチェンジアップに食らいつき、一、二塁間へはじき返したが二塁手・ガルシアの好守に阻まれ、間一髪でアウトになった。試合は四回までに８失点を喫しており、厳しい戦いになっている。ロバーツ監督は五回の守備からベッツをベンチにさげた。

　第１打席では勝負をフルカウントまで持ち込むも、最後は内角ツーシームで空振り三振。試合開始時にワシントンの気温は７度まで冷え込んでおり、右手に息を吹きかけながらベンチへ戻るシーンもあった。第２打席も空振り三振に倒れ、直前にファウルを打った際には左手がしびれた仕草を見せていた。